吉田の雑記

エンジニアとしてのアウトプット中心でその他のことも書きます

BeRealなんぞや

もしかすると全く思わぬところからコメントがもらえるかもしれないので、コミュニティのtimesに書いた内容をブログにもしておく。

BeRealとは

BeRealは最近海外の若者に人気な写真共有アプリ。AppStoreに書かれているコンセプトとしては「BeRealにて本物の友情を築こう。」
読み方はサイトによって違うが、AppStore上では「ビリールと読みます」と書いている。
インスタなどとの違いとしては以下のようなもの。

  • フィルター加工ができない
  • 1日1回ランダムに通知が届き、2分以内に写真を撮ってシェアしなければいけない
  • 他人の写真にリアクションをつける場合には自分の顔つきでリアクションを行う

2022年にはApp StoreのAppアワードにも選ばれている。

コンセプトなどを知った時の感想

インスタとかの映え文化の疲れから生まれたというのはアイディアとしては考えられるよねと思う。
ただ、都会に疲れたから田舎暮らしする!みたいな印象があり、今とは違うものが必ずしも自分に合っている!(はず!)とコンセプトであれば盲目的で違うよねと感じた。
田舎の、とはまた違うがこのアプリの良さ・アイデンティティはどこにあるのかを知りたいという気持ち。
断捨離やマインドフルネスといった煩悩を断つような使い方なのか?

気になって色々と調べてみる

意外とAppStoreのストア情報を見てみると「BeRealは中毒性があります」「BeRealを使うと感情的になるかもしれません」といった文言も書かれていて、必ずしも逆を行きたいというわけでもないんだなと思う。
使ってないうちにアレコレ批評するのも筋違いだと思うので、今度試してみる。

別観点だと

一方でZenlyなど、今までの感覚だとクローズドとはいえ他人と位置情報を共有するという行為はハテナと感じることもあったが、このアプリもそれに類するような考え方を適用すれば理解に一歩近づけるのかなという妄想もした。
Z世代のインサイトはよく分からないという気持ちもわかるし、どう頭を切り替えていくのかも個人的にはすごく気になる。
今までのアプリと違って、企業が宣伝のためにアカウントを運用することもしにくく、思い違いをしているとすぐに燃えそう。

最後に

今までのアプリとは違う面も合って話題としては面白いと思うんだけど、なんでこのアプリが良いの?はこれだけではなくプロダクトづくりにも関係しそうなので考えてみたい。

追記(2023/1/25)

コミュニティ内に投稿したTimesには以下のような反応があった。

  • マネタイズを考えても課金と相性が悪そうに感じる→調べてみると、課金・広告がなく、調達した資金をアンバサダーに配っているなどしていたようで、ますます謎。
  • コミュニティ内で使っている人は学生時代からの友人とふざけた写真を投稿しあっていて、Vineで投稿するような感覚に似ている、とのこと。